『レモンドロップの形をした長い前置き』

できることなら、十四歳という年齢はすっとばしてしまえるのがいい。
冬に元気をなくす母親と、影の薄い善良なフィンランド人の父親を持ち、ぼくは彼らの経営する瀬戸内市の小さなリゾートホテルで暮らしていた。ある時なんの前触れもなしに、ぼくにとって唯一の友達であったソウタが姿を消した。学校に行くことをやめ、代わり映えのしない平穏な日々を過ごすぼくの生活に、少しずつ影が落ちはじめる。

『レモンドロップの形をした長い前置き』
著者:田中千尋
販売形態:電子書籍のみ
販売価格:450円(※Kindle Unlimitedをご利用の方は無料で読めます)


『案ずるより行くが易し』【翻訳担当】

おそらく最初で最後の翻訳作品です。
フィンランドの友人が執筆した日本での体験記を翻訳させてもらいました。

これはただの旅行記ではない。あるフィンランド人女性が、庭や田畑、山を通して日本の生き方と出会う旅そのものだ。彼女はその手で日本の土を触り、飛び出す虫や咲きほこる花に心を踊らせ、季節というものを知った。完成されないもの、完璧ではないものごとの美しさに目を向けることを学んだ彼女は、ついに彼女自身の内側に抱えていた「欠落」を赦すことができるようになった。
翻訳者による紹介文より

著者:Carita Österberg
販売形態:電子書籍のみ
販売価格:700円(※Kindle Unlimitedをご利用の方は無料で読めます)