常に家庭環境に問題がある[言葉の切れ端063]

君が人を殺したとするね。
キーフェ教授は諦めたようにぼくに向き直った。
あるいは、自殺をしたとする。どちらにも大きな差はない。

その原因を、幼少期の家庭環境に見出すことは容易だ。つまり、必ず家庭環境に狂いは見いだされるからだ。多かれ少なかれ。それが家庭というものだ。
それが限度を超えていたかどうかの本当のところは、世間には、外側の人間には判断できないんだよ。

だから、君が私のところへ来てくれたことは歓迎するが。
教授はクッキーをぼくのほうへ寄越した。

私には、君のやったことの原因を特定することはできない。わかるね?

クッキーの中央にあるいちごジャムは、ぼくに経血を思わせる。

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ことば、文字、文章。 それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。 文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。 そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。 私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

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