科学に罪はなかったんだ[言葉の切れ端136]

例えば何キログラムだとか。
例えば何年だとか。

人間が発明したわけじゃないかもしれないよ、もちろん。

それでも、世界に転がってる法則性を見つけて、それを目に見える道具として書き起こせるのは容易いことじゃない。
おまけにそいつは、ほとんどすべての人に認められるんだ。
否定されない、と言ったほうが近いかもしれない。

そんなふうに、科学はみんなのものだったのにな。

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ことば、文字、文章。 それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。 文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。 そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。 私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

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冬に元気をなくす母親と、影の薄い善良なフィンランド人の父親を持ち、ぼくは彼らの経営する瀬戸内市の小さなリゾートホテルで暮らしていた。ある時なんの前触れもなしに、ぼくにとって唯一の友達であったソウタが姿を消した。学校に行くことをやめ、代わり映えのしない平穏な日々を過ごすぼくの生活に、少しずつ影が落ちはじめる。

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