人付き合いが苦手で生きづらい人は、社会と取り引きしよう

忘年会のシーズンですね。
お付き合い苦手な皆さん、お疲れさまです。

会社にいると、どうしても付き合いってものが発生してくる。
まぁ、大学生だって付き合いはあったし、すべての人間関係に付き合いはあるんだけど。
会社なら「断ったら何か業務上で差し障りが…」って恐怖があるし、大学生なら「自分がいない間に何かみんなで楽しいことが開催されて、置いてけぼりにされたら…」なんて、どちらもまぁそこそこ深刻な恐れから、飲み会に参加する人も少なからずいるだろう。

それにしても、会社の飲み会ってどうしてあるんですかね?
個人的には、あれに参加して、同僚と親睦が深まったためしがありません。
それよりは、日ごろデスクを挟んであーでもないこーでもないと言い合っているほうが、よっぽどその人の人となりがわかります。

ちなみに父は、とにかく人付き合いがうまいです。

私「人付き合いって、自分の時間を奪われている気がして苦手」
前の父「それが仕事で生きてくる」
私「仕事中に作れないような関係なんて、いらない」
前の父「そうかぁ…」

こんなやり取りを、半年ほど前はしていました。

そして、適応障害だとか、自律神経失調症だとか、優秀だと思っていたムスメがなんだか社会に出ておかしなことになっていることに、父なりにいろいろ考えてくれたのでしょう。
昨日の会話は、こう変わっていました。

私「人付き合いって、自分の時間を奪われている気がして苦手。これができない奴は社会で生きていけないんかなぁ」
父「それだけ大事な自分の時間があるって言うのは、いいことや」

!!!
父、ありがとう。

飲み会が楽しい人もいる。
飲み会はそこまで楽しくないが、まぁ参加しなかった場合のデメリットを考慮すると、参加しとこっかなって人もいる。
飲み会って行事が、嫌で嫌で苦痛で苦痛でたまらん人もいる。

わたしは、学生の頃飲み会が好きでした。
先輩や友達との話も面白かったし(女子会は苦手だったけども)、なんか人脈広がってるぅぅぅって感じしたし、何より楽しい場に自分がおらんことがありえないって思ってたし、なんか背伸びできてる感じで楽しかった。

けど、だんだんと社会ってもんが、大人がダサいなりに頑張ってたり、みんな違う道を行くことや、価値観が人の数だけあること、世界は万能じゃないってことが肌感覚としてわかってきて、
わたしは本が好きやと気づいた。

だから、不毛な人付き合いなんてしてるくらいなら、本を読んでいたい。
人生は、有限。

友達なんて、ちょっとでいい。

わたしの今の職場は、めちゃくちゃ理解のあるところで、特に隣の直属の上司がわたしの取り扱い説明書を持っているので、「空気読む禁止令」が発令されています。
おかげでわたしは、空気を読まずに会社の忘年会に行きませんでした。
ちなみに新入社員です。

長く組織で働くためには、こういう付き合いも必要かも。
でも、それが自分に合わないなら、無理して合わせることはないと思う。
ただし、そうやって自分の生き方貫くなら、雇われて役割を与えられてる場所で、その役割以上の仕事する勢いで、気まずくなってもどーんと胸張ってる精神力か、あるいは組織に身を置かないっていう選択をせなあかんのちゃうかな。

めんどくさい飲み会だけパスして、仕事も人並みで、けど組織に属するっていう守られた立場と、円滑な人間関係だけは守りたい、なんてそんな甘えたことは、多分許されへん……かな。
そういう意味では生きづらいかも。すんません。

でもね、わたしはわかりますよ、そういう人の気持ちも。
そういう甘えた自分と、多少なりとも残ってる責任感や罪悪感が喧嘩して、体調崩したりするんよね。

頭ではわかってる。

覚悟さえ決めれば、生きづらさは多少やわらぐ。
空気なんて読まなくていい。
それに匹敵するだけの、強みがある。
その強みで、社会と取り引きしていこう。

ちなみに人付き合いマスターの父は今日も忘年会です。
「課の忘年会やのに、なんでか部長も呼ばれたんや。たこつくわ(高くつく)〜」
父は、とても仕事ができて、人付き合いも抜群です。謙虚で、優しくて、とても仕事ができます(しつこい)。
会社も、地元の付き合いも。

そんな父は、良くも悪くも「自分がいちばん」の人なのです。たぶんこれが、最大の秘訣。

生きづらさ、ひいては心の風邪ってやつは、自分の中の矛盾や葛藤から来ているんやと思います。
ある意味で欲張りなのかも。
自分にとって、「いちばん大切」なものはなんだろう?
それさえ守り抜く人生であれば、あとはどうだっていいんです。

そもそも、「いちばん大切」が見つかってる時点で、あなたはとても幸せ。

さぁ、カフェラテでもいかが?
いらないならわたしが飲むよ。笑

カフェラテ

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ことば、文字、文章。 それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。 文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。 そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。 私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

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