半分だけ生きている

皆さんは、一日に何時間スマートフォンやパソコンを見つめていますか?

私は、仕事柄「パソコンを見つめている時間=業務時間」という毎日を送っています。

その反動か、普段の生活ではあまりスマートフォンを使いません。単純に目が疲れてしまうので。

この動画、英語でしか見つけられなかったので全てを理解できたわけではないですが、ショッキングでした。

歩きスマホ、Facebook依存など、既にメディアでも取り上げられていて食傷気味の感もありますが、それらの議論に慣れてしまう前に改めて考えたいと思いました。

ITの発達、SNSの流行。

随分と楽になった作業もありますし、趣味の合う仲間との出会いも増えました。写真の共有や、遠く離れた土地に住む友人とのコミュニケーションも可能になりました。

何よりもその恩恵を大いに享受している私には、テクノロジーの発達に異を唱える権利も、そんなつもりもありません。

ただし、その中でも「自分のスタンスをはっきりさせておく」ことは大事だと思います。

  • 仕事の効率を上げるためにITを駆使する
  • 海外にいても、日本や家族とのコミュニケーションを測る手段にする
  • 時間がなくても自宅に居ながらにして、ショッピングが楽しめる

人それぞれ、受ける恩恵は異なるでしょう。

でも、手段としてではなく「技術に使われている」状態は、個人的にあまり好ましい事態ではないように思います。

数えきれないほどの”友人”の投稿をチェックし、メッセージを送り合い、充実した自分の投稿を生み出すために写真を撮影する。

この時、あなたの顔は笑っていないのです。

画面に向けている顔は、友人と楽しく話したり、共に泣きあったりする時と同じ顔をしていますか?

私はSNSをし過ぎると、「人を消費している」ような気持ちに陥ることがあります。

せっかく人類が努力の末に手に入れたテクノロジー、幸せになるためにうまく使いたいですよね。

今日の午後は自社のHPリニューアル(パソコンで)、書き物(パソコンで)をする予定でしたが、この動画の男性が言うように、パソコンを閉じて、読書をして過ごそうと思います。(雨天のため外に出られないのが残念ですが)

本当に「今」やるべきことなのか、顔を上げて周りを見渡せば、また違った「今」が見えてくるかも知れませんね。

自戒を込めて。

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ことば、文字、文章。 それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。 文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。 そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。 私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

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冬に元気をなくす母親と、影の薄い善良なフィンランド人の父親を持ち、ぼくは彼らの経営する瀬戸内市の小さなリゾートホテルで暮らしていた。ある時なんの前触れもなしに、ぼくにとって唯一の友達であったソウタが姿を消した。学校に行くことをやめ、代わり映えのしない平穏な日々を過ごすぼくの生活に、少しずつ影が落ちはじめる。

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