農家の孫がラディッシュと白オクラ栽培に挑戦中《中間報告》

おなかがすいたので、ラディッシュと白オクラを植えました
赤ラディッシュ(二十日大根)から芽が出ましたよ

上の記事でもお伝えしておりますとおり、最近土いじりをしております。
最初に畑を耕した時、翌日の筋肉痛がひどくて歩くのにも苦労したのは記憶にあたらしいのですが。

幾多の雨をその身に受けて、野菜たちがぐんぐん育ってきています。
植物の世話をするようになってから、梅雨の地球的意義のようなものを肌身に感じている次第です。

今年の梅雨は「ザーザー型」と言われていて、日本海上に高気圧が留まることにより、梅雨前線が抜けにくくなってるんだとか。
梅雨明けはまだまだ遠いですね。

個人的には雨は好きですし、水やりの手間も省けるので、ありがたいといえばありがたいのですが。

おじいちゃん:「ラディッシュの種、ようけ植えたよって(たくさん植えたので)、間引きせなあかんで!」

わたし:「え、もう間引きしたで」(半分くらいにしました)

おじいちゃん:「まだまだあかん! 30センチごとに三つくらいにせんと」(言いながら、容赦なくラディッシュをずぼずぼ抜いていくおじいちゃん)

わたし:「ああ、ああ、、、せっかく生えたのに、もったいない!」

おじいちゃん:「そんなん言うたかて(そんなことを言っても)、この根っこから大根できるねんで。このぐらいにせんと」

わたしは心のなかで涙を流しながら、普段自分が口にする野菜たちの影で間引かれていく若芽の存在を思うのでした。

ちなみにわたしが間引く前のラディッシュたち。

ラディッシュ

大きくなったでしょう?
ふふふ

白オクラも順調に育っています。

白オクラ

週末の雨のおかげで、さらに大きくなるでしょう。
まだ肥料やってないのだけれど、肥料やらなくてもいいのかしら?
大きくなるのかしら?
(暑くて、あるいは豪雨のために、肥料をあげるタイミングがないと言い訳しています)

さくらんぼの木の隣に植えたひまわりも、芽を出してきました。
毎日、庭にタバコを吸いに出る父に踏まれるリスクを負っています。
夕方に水やりをしていると、たまにシャワーの奥に虹が見えます。
太陽が沈んだら、もう出かけたくなんてありません。

虹

そうそう、わたしが生まれる前からある(たぶん)桃の木に、今年も実がたくさん成りました。
めちゃめちゃ甘くて、大きな桃たちです!

こう書くととても聞こえがいいですが、桃を取るには、そこにたかっている大量の羽虫やアリ、ニョロニョロ虫たちをかき分けて取らねばなりません。
彼らも生活がかかっていますから。
桃の命を取るだけではなく(というか、果実は動物に食べられることで繁殖しているのでいいとして)、彼らの食料を奪っているのだという気持ちになります。

ダイエットのサイトなどで、「食べ物を残す練習をしましょう」とか書いてあるのを見ると、虫唾が走って、体の中の農家の細胞たちがふつふつと怒りだすのを感じます。

なら最初から一食抜けばいいじゃないか。

お残しはゆるしまへんで。
そうはいってもわたしは好き嫌いが多い(というか、味の濃いものや添加物が体的にむり)なので、極力外食はせずに、家でおなかいっぱいありがたくいただいています。

押し付けるつもりはありませんが、たまにそういうことに思いを馳せてみるのもいいのではないでしょうか。
つまり、あなたが残したその料理で生きたはずだった、何百の虫たちのことなんかを。

桃

そうこうしているうちに、お腹が空いてきました。
また会いましょう。

投稿者プロフィール

ちひろ
ことば、文字、文章。
それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。

文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。
そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。
私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

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冬に元気をなくす母親と、影の薄い善良なフィンランド人の父親を持ち、ぼくは彼らの経営する瀬戸内市の小さなリゾートホテルで暮らしていた。ある時なんの前触れもなしに、ぼくにとって唯一の友達であったソウタが姿を消した。学校に行くことをやめ、代わり映えのしない平穏な日々を過ごすぼくの生活に、少しずつ影が落ちはじめる。

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