最低な朝を「まぁ普通の朝」にする方法

おはようございます。

さて、みなさんは「朝から最悪の気分!」ってなる時、ありますか?

iPhoneにコーヒーをこぼしてしまった、30分も寝坊してしまった、手持ちの靴下に全部穴が開いていた、家の鍵がない、、、

など、状況は様々ですが、こんなことが朝からあると気分が悪いですよね。

「幸先が悪い!今日はツイてない日だ」なんて思ってしまうかもしれません。でも、ちょっと待ってください。そんなことを思ってしまったが最後、あなたの一日が「ツイている」一日になる可能性は綺麗さっぱり消えてしまいます。

つまり、「今日はツイていない」という観点で物事を眺めていると、本当にツイていないことにばかり目が行ってしまい、挙句そこまで気にする必要のないことまでもあげつらってしまうのです。

この時あなたの頭の中でいったい何が起こっているのでしょう?

答えを明かす前に、私が今朝体験した出来事をお話しましょう。

今朝、私はいつもの様に洗面所で歯を磨こうとしました。

歯ブラシ

6人家族の我が家は、こんな風に色とりどりの歯ブラシが並んでいます。

そこで、自分のオレンジの歯ブラシを手に取ろうとしたところ、その歯ブラシがありません。

「だいぶ古くなっていたし、誰かが気を利かせて捨ててくれたんだろうか?」と思いました。それでも一言声を掛けてくれてもいいのに…

ちょっと嫌な予感がした私は、階下の母親にそのことを尋ねました。

「お母さーん。私のオレンジの歯ブラシ知らない?」

すると、彼女の口から世にも恐ろしい一言が放たれたのです。

「えっ、あのオレンジの歯ブラシ、お母さんのでしょ?」

瞬間、私は軽い吐き気を覚えました。道理で歯ブラシの劣化が早いわけだ…

私はひととおりまくしたて、新しい歯ブラシを出しました。(母はこういった類の「悪気のない迷惑なミス」を日に5回は起こす人なのです)

なんてツイていない日だ。ここ数ヶ月、母親と毎日間接キスをしていたなんて。しかもなんだか目が腫れていて化粧のりが悪い。しかもお腹が痛くなってきた。それに、家には伝線のいったストッキングしかないの?ゴールデンウィーク最後の日だっていうのに、全く私は世界に嫌われている!

とまぁ、ここまでは行かないかもしれませんが、普段気にならないことが次々に気に障りだすのです。

そこで先程の問いです。

この時私の頭の中でいったい何が起こっているのでしょう?

答えは、「私は今日という日をどうにかしてツイていない日に作り上げたいと思っている」なのです。

これは昨日読んだ『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』という本に書いてあるアドラー心理学の考え方で、

◎◎があったから△△の今がある(原因論)

ではなく、

△△の今を作り出したいがために◎◎を創りだした(目的論)

というのです。

この本を読んだ時、全く図星のことが多く書いてあり、ハートをズタズタにされました。言い訳を許さず、トラウマや赤面症などを否定する考え方なのです。

もちろん全肯定はできませんが、読み終わった後は「リングで自分自身と血みどろの戦いをした」気分になり、一種の爽快感がありました。

物事は貴方自身の捉え様です。

そして、それは過去に依存するものではなく、今から変わることです。

そんな高貴な精神論へ道半ばの私は、母親に一発飛び蹴りを食らわせ、なかったことにしました。

今日は雨も上がりました。楽しいピクニックに行ってきます♪

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ことば、文字、文章。 それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。 文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。 そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。 私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

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