倉敷市「移住希望者お試し住宅」に実際に住んでみた住み心地

前回の記事(単身アラサー女が大阪を出て岡山県に住み移るまで)に引き続き、今回は倉敷市のお試し住宅のスペックについてお話します。
間取りや備え付け家具については倉敷市役所のウェブサイトで確認してください。(内部写真はこちら)
もともと学生寮だったところを貸しているようで、1Kです。
他の市のお試し住宅が古い空き家であるのに比べ、単身あるいは夫婦ふたりくらいを想定しているようです。
ウェブサイトを見れば、「何があるか」「どういう条件か」「どういう点が便利か」なんかのポイントはわかります。
そこで、実際に住んでみて不便だなと思った点、これは持ってきたほうが良かったなという点なんかを中心に書いていきたいと思います。
お試し住宅の部屋の雰囲気
上記のウェブサイトでだいたいの感じはわかりますが、1Kの部屋に最低限の荷物を運び込んでみるとこんな感じになります。
[部屋]
一人で住むにはわりと余裕のある大きさです。ただ、一室に大人2.5名(小学生以下0.5人)と書いてありますが、正直ここに夫婦&子どもで暮らすのは無理があるような気がします。
一泊か二泊、ホテル感覚で泊まるならいいかもしれません。
[キッチン側]
不便だったところ、良かったところ
破格の値段で泊めていただいているので、文句は基本的にまったく、まったくございません。
ただ、もし今後の参考に改善点があるとすれば、あるいはこれから入居予定の方が知っておいたほうがいいかもしれないことを挙げるとすれば、という観点でダメ出しをしまくってみたいと思います。
本当に、ぜんぜん不満はありません。信じてください。
部屋が暗い
部屋の照明が暗いです。
お昼間は窓から光が差すので明るいですが、夜は本を読むのにスマホの懐中電灯機能を使っています。
ちょうど村上春樹の新刊を単行本で読んでいるので、片手が疲れます。正直言って読書灯を持ってくるべきだったと思いました。
寒い
暖房設備が少し古くなっているのか、効きが悪いです。
これから暖かくなりますが、寒い時期に行かれる方はブランケット必須。
せんべい布団
ここ、なんと申請すれば「無料」で布団が借りられます。クリーニングしてあるカバーとともに。
本当に至れり尽くせり。
ありがたいです。
ただ、いかんせん布団が薄い……
二日でからだじゅうが悲鳴を上げました。
速攻でマットレス買いました。
前に低反発を買って寝付きが悪くなったので、今度は高反発のものを。
翌日に届きました。
Amazonさん、ありがとう。
シンクが狭い
まな板がうまく洗えないくらいには狭いです。
IH
簡単なIHコンロが1つ。
ここで本格的な料理は諦めたほうがいいでしょう。
風呂が狭い
ちょっと体格のいい人なら、あちこちぶつけるかも。
湯の量が決められている
オール電化でお湯を溜めているため、一日に使える量は風呂1.5杯分だそうです。
腰が痛い
これはわたしが家でパソコン作業をしている時間が多いからかもしれません。
基本的には地べた座りです。
マットレスが来てからは、マットレスに座っています。
イスの偉大さが身にしみます。
机での作業が多い人は、この機会に簡単な椅子&机セットを買ってもいいかもしれません。
いろいろ書きましたが、本当に一般的な1K住宅です。
学生時代に一人暮らしをしていた方なんかは、その部屋を想像してもらうといいかもしれません。
[良い点]
- 一般的な家具がついている
- 一泊千円と格安
- 防音仕様で、隣の音がまったく気にならない
など。
おまけ
実家でまとめ買いしていたりんごを全部持ってきたら、冷蔵庫がいっぱいになってしまいました。
ブログ運営者
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ことば、文字、文章。
それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。
文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。
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私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。
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