朱に交われば赤くなる(いい意味で)
実は最近、スポーツジムに通い始めました。
在宅業務を開始する時間を1時間ほど早め、その分昼休みを長く取って行っているのですが…
これが結構楽しい。
妹のダイエットに半ば付き合う形で始めたジムですが(いや、私も通勤ナシ&デスクワークで確実に運動はせねばならなかったのだけれど)、今や私のほうがハマってしまい、一人でも熱心に通っています。
自分ルールは「しんどくなるまでやらない」ことです。
嫌になっちゃいますからね、飽き性なんです。
エアロビクスのし過ぎで膝を痛めているので、最近はもっぱらプール。
通い始めた時は、クロールの遅いのなんのって。
息もすぐに上がってしまうし、100m続けて泳げたらいいほう……
昔は水泳習ってたのに…
昨日も泳いでいたら、隣でスイーッスイーッと泳ぐ、スレンダーな女性がいたんです。
頑張ってバタ足してる素振りも、ゼエゼエ息継ぎしてる様子もない。
彼女のこのスピードは、一体どこから来るのだろう。。。
気になったら徹底的に検証したくなる、しかも負けず嫌いな私は、ウォーキングコースに移って彼女の動きを観察。
じーーーーーーーーーーーーーっと、目を皿のようにして凝視。
あ、今息継ぎの時に目が合っちゃったかも。
結果、いくつかの仮説が得られました。
- 足の付け根から動かしている(膝下から動かしてたわ)
- バタ足は回数ではなく、足のフォームと振れ幅で決まる(ひたすらにバタつかせてた)
- 息継ぎはフォームが乱れるので、最低限に(毎秒息継ぎしてたわ)
などなど、学ぶところがたくさんです。
うーむ。
そして、早速実践。
なんと、驚くべきことに、
スピードが上がり、泳ぐのも楽になりました。
技術はやはり、習うものではなく盗むものなんですね。
これは仕事にも通ずるところが多いです。
そんなこんなで、今日は「50m以上続けて泳ぐコース」で泳ぐことに。ジムの最高レベルです。
ちなみにこれまでは、「25m休みながら泳ぐコース」だったので、2段飛ばしくらいの昇格です。
やはり、泳いでいるのは強者揃い。
早いし、休まない。
その中で必死で泳いでいると、いつもより早く、そしていつもより長く泳げている自分に気が付きました。
これは嬉しい。
まさに、いい意味での「朱に交われば赤くなる」だったのです。
おかげで今日は疲れが早くやってきて、早めに引き揚げることになりましたが…
みなさん、目指すところ、憧れの環境などが頭にある人は、ちょっと背伸びしてでも、ぜひ可能な限りその環境に身をおくことをお勧めします!!!
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ことば、文字、文章。
それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。
文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。
そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。
私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。
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