何のために生きてるんだろうって考えちゃったら

そんなことばかり、悶々と考えている時期がありました。

自分は一体なんのために生きてるんだろうって。

頑張ったって、報われないし、
周りから褒められても、自分では納得いかないし、
そもそもやりたいこともよくわからないし、
人生は不公平だし、
これから先のことも不安だし、
なにかをずっと我慢していなくちゃ社会の中で生きてはいけなくて、
期待は裏切られて、
失うのも怖くて。

もう生きていることを続けている意味がよくわからなくて、
だからといって自分から死ぬのもなぁ、なんて。

今。
何のために生きているのかがやっとわかった。

なんてわけはない。

相変わらず自分を過小評価してしまうし、
周りの人に嫌われんじゃないかってビクビクすることもあるし、
やっぱり世界は不公平で、
その中で自分が発展途上国の子供よりも恵まれた環境にいることにホッとしていたりするずるい自分もいたり。

まぁそれでも、人生ってのは、こんなふうに生きてったらいいのかっていう、自分なりの指標みたいなもんはゲットしたんじゃないかと思う。

期待はしない

これさえ覚えておけばオーケー。
期待をしない人生なんて寂しいって?とんだキレイ事だよ。

例1)
夫が家計を支えてくれるという、妄想。
そんなものは捨ててしまえ。
夫が病気になったら、さっさと離婚するのか?
違うだろ?
逆もまた然り。
そんな時のためにも、できたら共働きがいいよね。
そしたら、「今日リストラされちゃったんだ…」ってしょんぼり帰ってくる夫に優しくできる。
これは、「夫に金銭面で過度な期待をしていない」ということによる平和な姿である。

例2)
母親はいつも家にいて、家事をしてくれるという妄想。
母ちゃんはお前専属のお守り役ではない。
母であると同時に妻であり、女であり、子であり、人間である。
この世にお前を産み落とした後、十年も二十年もずっと家事ばかりできるわけがあるか。
時に同窓会にだって出かけたいし、ダラダラだってしたいし、起業なんて思いついてしまうかもしれない。
「祖父も歳なのだから、母親は家にいて世話をして欲しい。なぜ孫の俺が」などと思うなかれ。

もともとお前の役割だと思ってみればいいのだ

自分の母親像を切り崩すには、相当の時間が掛かるであろう。
だが、「母親に母親を期待しない」という境地に達すると、たまに母親が家で家事を手伝ってくれるとめっちゃテンションが上がるぞ。

例3)
こんなにも毎日働いているのだから、会社はもっと俺を評価するべきだという妄想。
朝起きるのがツラいか?夜遅くまで仕事が終わらないのか?
ご苦労。
会社に何かを期待している時点で、君の仕事は光らない。
金のために働いているなら、生活できるだけの金をもらってさえいればそれで満足するしかない。
やりがいのために働いているのなら、体を壊さない程度に頑張ってください。
劣悪な環境下で口を閉ざしていろと言っているのではありません。
契約以上の期待はするだけ無駄だ、ということです。

例4)
最悪の場合、政府が何とかしてくれるだろうという妄想。
これは最低です。
チョ~お笑いです。
「政府は国民の生活のためにお金を出し、インフラを整え、生活を保障する義務がある」
こういう立派そうなことを主張し続ける人の大半は、自分で自分の生活を成り立たせようともせずに棚ぼたばかり狙う人です。
しかも、常日頃は「こんな社会システムだから〜」とか、「日本政府は腐っている!」とか声高に叫んでいる人だから余計に面白い。
まぁ私も日本政府のやり方にはいささか文句を言いたくなる時もありますけどね。
政治家も結構ストレスとかあってタイヘンなんじゃないですか。
政治とカネの問題とか大変そうですし。
新聞を一字一句くまなく読めば、スジの通った文句の一つでも言えるのかもしれませんが、
私はそんな無駄な労力を費やすくらいなら、とりあえず食っていくだけの金を自分で稼いで、あとは大好きな小説でも読んどきますけどね。

家族、会社、国、世界。
どんな規模になったって、自分が他人や組織に独りよがりな期待をやめれば、腹なんて立たなくなります。
「やってもらって当たり前」が、「何もかもがサプライズ」な素敵な世界に変わります。

そして、そんな「生きている意味なんてなくて元々」な世界で、なんかおもしろいことがあったらあなたはラッキーです。

自分は何者でもない

「叶えたい夢がある」とか、
「自分はこんなところに立ち止まってる人間じゃないんだ」とか、
よく言いますよね?
そんなに悔しいなら、どうぞ頑張ってくださいって感じですし、
他人ごとなので、自分の生活犠牲にしてまで応援はして差し上げられませんが、叶ったらいいなあと思います。
まぁそれほどの努力を続けられる人が少ないから、一流って呼ばれる人は少ないのでしょうね。

ただ、「何のために生きてるんだろう」とか考える人って、
結構まじめに努力したりしてるんじゃないでしょうか?
あなたとかあなたとか。
それでもなかなか報われなくて、毎日やるせない日々を送っていて、それでも何かを諦めきれなくて、
もうなにもかも諦めちゃおっかなぁなんて思ったり、
色んな事に疲れてきちゃったり。
成果が出せない自分や、継続できない弱い自分に嫌気が差して、輝いているあの人と比べちゃったり。

あんた、自分のポテンシャル過大評価し過ぎじゃない?

マツコみたいな口調になってますが、何をそんなに背負ってるんだと言いたいわけです。
あなたの大好きな叶えたい夢は、叶えなければならない義務なのかって話です。
そもそも、そんなに好きな事なら、ほっといてもやっちゃうわけだから、あなた向いてないんじゃないの?って話なわけです。

あいつに比べて俺は……とか、
今日も誘惑に負けて二度寝してしまった……とか、
あなたが真面目であればあるほど、
頑張ってれば頑張ってるほど、
自己否定は強くなっていきます。

人生こんなもんか〜と思ってたほうが楽です。
人間なんて、水の中で息できないんですから。
魚人にしてみれば、下等種族なわけですよ。(ONE PIECEより)
巨人にしてみれば、あんな偉大な科学者だってプチッと潰せちゃうくらいの虫けらなわけですよ。(ONE PIECEより)
誰もが羨むイケメンの青年実業家だって、手も伸ばせられなければ火も出せない、動物にも変身できない、人間サイボーグですらないのです。(ONE PIECEより)

自分の力で、自分の限られた人生で、
どんだけのムーブメント起こせると思ってんのよ?って話です。
私たちが束になってかかっても、きっと大将たちにはかないっこないもの。(ONE PIECEより)
だから、今日が充実してなくても、大丈夫。

ズームアウトモードを作る

それでもやっぱり辛い時ってある。
理不尽に辛く当たられたり、
どうしても家族にイライラしちゃったり。
ニンゲンダモノ。by相田み◯を
って片付けられない時もある。

そんな時は、できる時だけでいいから、ぎゅいーーーーーーんってズームアウトしてみるの。
幽体離脱するって感じかな。
とりあえず、肉体と精神を切り離す。
困難と向き合ってるのは自分の容れものだけで、それを天から見てるの。
「すまん!肉体よ!なんとか乗り切ってくれ!」
「あーあー、部長、これ始まったら長いんだよなぁ」
「旦那!耐えてくれ!あなたの妻は今、月に一度のアレなのだ!」

そうやって、何かあった時はふっと意識のある場所を切り替えてみる。
これ、慣れたら癖になるよw
非常事態に強くなる。

あと、とことん落ち込んでいる人へ。

こんな世知辛い世の中で、辛い思いをしたんですね。
人生上り坂とは行きません。
死にたくなったりもしたかもしれません。

でも、食べログ評価4以上のあのお店、もう行った?
ONE PIECEとNARUTOと花男、もっかい読みなおしとかなくていい?
私は断然、村上春樹だけれども!!!!!!

そう思うと、残念ながらこんなクソみたいだと思われる世の中にも、結構未練ってあるんですよね…
産まれてきたくなんてなかった……というネクラなあなた。
わかります。息するのすら、だるい時ありますよね。
ただ、産まれてしまったからには、今を過ごさねばなりません。
自ら死ぬ、という、とてつもない行動にでなければならないほど、それしか選択肢がないほどに追い詰められている状況でない限り、明日はやってくるのです。
運が良ければ。
事故とかに遭わなければね。

だから、産まれてしまったからには。
グチグチ不満ばかり言って、毎日自己否定をして暮らすのはマジ損です!
誰得です!
ダラダラ上等!
意志の弱い自分上等!むしろ最高!

「自分は今落ち込んでいる」とちゃんと認識できているので、まだ生きるエネルギーは残ってると思います。

さて、今日は日曜日です。サザエさんでも見ながらアイス食って、しようと思ってた英語の勉強はちょっと横において、家族と映画を見る自分を許してあげようじゃありませんか。

それで、明日の朝5分早く起きれたら、英単語一個覚えましょうよ。
まぁ二度寝してしまうかもしれませんがねwwwwwwwwwwww

真面目で頑張り屋さんなあなたへ。

投稿者プロフィール

ちひろ
ことば、文字、文章。
それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。

文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。
そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。
私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

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できることなら、十四歳という年齢はすっとばしてしまえるのがいい。
冬に元気をなくす母親と、影の薄い善良なフィンランド人の父親を持ち、ぼくは彼らの経営する瀬戸内市の小さなリゾートホテルで暮らしていた。ある時なんの前触れもなしに、ぼくにとって唯一の友達であったソウタが姿を消した。学校に行くことをやめ、代わり映えのしない平穏な日々を過ごすぼくの生活に、少しずつ影が落ちはじめる。

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