生きるってことは、不安定な波乗り

また体調を崩している。
昨日は確かに残業だったけれども!

タイミングも悪かった。
それにしても、この体調や気分の波を、世の中の人はどうやり過ごしているのだろう。

わたしだけが異常なのだろうか。
それとも、わたしだけが甘えているのだろうか。

大切な休暇は、こんな風に消えていく。
休日の予定を断り、好きなことをしているはずなのに。
おい、わたし。
お前には、優しくしているじゃないか。
これ以上、何が不満なんだ。

不満なんてない。
ただただ、息ができなくなる。

悔しい。

騙し騙し、おそるおそる毎日を過ごし、休暇をいただいて、一時的に不調を保留にするやり方を覚えた。

これが、生きるということなのだろうか。
毎日を、注意深く調整しながら、それでも全然足りないところを、謝りながら、罪悪感を感じながら、屈辱しながら、それでもしたたかに。

目が覚めたら、きっとこんな気持ちも忘れている。
大丈夫。
眠ろう。
眠ってしまえばいいのだ。
全ては混沌の中へ。

投稿者プロフィール

ちひろ
ことば、文字、文章。
それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。

文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。
そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。
私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

新刊発売中!

できることなら、十四歳という年齢はすっとばしてしまえるのがいい。
冬に元気をなくす母親と、影の薄い善良なフィンランド人の父親を持ち、ぼくは彼らの経営する瀬戸内市の小さなリゾートホテルで暮らしていた。ある時なんの前触れもなしに、ぼくにとって唯一の友達であったソウタが姿を消した。学校に行くことをやめ、代わり映えのしない平穏な日々を過ごすぼくの生活に、少しずつ影が落ちはじめる。

『レモンドロップの形をした長い前置き』
著者:田中千尋
販売形態:電子書籍のみ
販売価格:450円(※Kindle Unlimitedをご利用の方は無料で読めます)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。