『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』

あなたは、人生のバイブルをお持ちだろうか。

自信がなくなった時、
元気がほしい時、
考えに耽りたい時、
世界の大きさを身にしみたい時、
温かい気持ちになりたい時、
勇気をもらいたい時。

様々な場面で、大切な一冊があるだろう。

それは、音楽かもしれないし、場所かもしれないし、誰かにもらった手紙かもしれない。

私にとって、『夢をかなえるゾウ』シリーズは、まさに折にふれて自分を鼓舞してくれる大切な本だ。

大学に入ってまもなく、まだまっさらで何もかもが刺激的に見えた頃。
興奮しながら読んだ覚えがある。
頭に思い浮かぶ夢は全部叶えてやろうと思っていた。

留学して、挫折し、なにもかも諦めたくなった時。
一冊だけ日本から持って行っていたこの本に、何度助けられたか。

その辺のノウハウ本とは違い、もっと人間臭さが出ている。
弱い人間が、夢をかなえたいと願うちっぽけな人間が、小さな行動を積み重ねていくお話。

変な説教臭さが全くなく、それでいてまっすぐに正論を語るこのシリーズは、素直に自戒を促し、次の一歩を後押ししてくれる。

最後は自分で考え、選べる余白を持たせてくれるので、押し付けられる感じが全くないのだ。

「今回の教えは、めっちゃスパイシーやで」
と帯に書かれたシリーズ第3弾。

今回は、「一見正しそうな世の中の法則」と「本当に大切なこと」の対比がうまくなされている。

これは、結構刺さった。

そう、正しそうに見えることだけれど、もやもやすることって結構ある。

それを諦めるもよし、真っ向から立ち向かうもよし。

選べばいい。

けれど、選ぶには、知らなければならない。

著者の水野敬也さんは、ブログでも結構ブイブイ言わせている。

この一糸まとわぬ感じが(文字通り)、私は結構好きなのである。

中でも私の一番のお気に入りの記事は、スパルタ婚活塾 第12講 「アラサー女が結婚できない最大の理由」である。

これ、深い。

辛くなったら、読む記事だ。

「お下品!」などとのたまう淑女がいたならば、
ふざけているように見せかけ、哲学が詰まっているんだよと言いたい。

書いた人

ちひろ
ことば、文字、文章。
それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。

文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。
そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。
私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

新刊発売中!

できることなら、十四歳という年齢はすっとばしてしまえるのがいい。
冬に元気をなくす母親と、影の薄い善良なフィンランド人の父親を持ち、ぼくは彼らの経営する瀬戸内市の小さなリゾートホテルで暮らしていた。ある時なんの前触れもなしに、ぼくにとって唯一の友達であったソウタが姿を消した。学校に行くことをやめ、代わり映えのしない平穏な日々を過ごすぼくの生活に、少しずつ影が落ちはじめる。

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