『レベル7/宮部みゆき』

ある朝目が覚めて、自分が誰かわからなくなっていたら。

隣に知らない人が寝ていたら。

腕にわけの分からない番号が刻まれていたら。

そして、側には拳銃と多額の現金。

その時、あなたはどうするだろう。

自分が犯罪の被害者なのか、それとも加害者なのか。

それすらも判然としない中、どう行動していくだろう。

宮部みゆきといえば、『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』が代表的かもしれない。

けれど、あえてここから入ってしまった。
宮部みゆきワールド。

最後に繰り広げられるどんでん返しの繰り返し。

ミステリーは好きにはなれないけれど、東野圭吾と並んで日本を代表するミステリー作家であるのにうなずけた。

これだけのボリュームを、ひとつの話にまとめ上げる技術。

純粋に「巧い」作家なのだろう。

このところ、読んだことのない作家に手を出すことにハマっている。
書くよりも、読む時期なのかもしれない。

2月と3月はいわゆる「ニート」な生活を楽しめる予定だから、ちょっと書いてみたい話があるのだ。

その前に、処女作の校正を終えねばならない。
仕事で他人の間違いはどんどん指摘できるのに、自分の校正は苦手だ。

私は性格が悪いのかもしれない。笑

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ことば、文字、文章。 それはとても恐ろしいものでもあり、うんと心強い味方でもある。 文字はマンガに劣り、写真は動画に劣ると言われる時代で、文字の集積だけがもたらしてくれる「情報」以上の無限の想像のための余白。 そんな文字の持つ力に心躍る方がいたら、ぜひ友達になってください。 私はそんな友達を見つけるために、物書きをしているのです。

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